製造業では効率を表す指標として設備総合効率をよく使うそうです。これを農業に当てはめるとどうなるか、についての考察
参考資料 スマート・テロワール 松尾雅彦著
農作業の稼働率=時間稼働率×性能稼働率×良品率
①時間稼働率
農家の人が働ける時間の中で、実際に生産に有効に働いた時間の割合
②性能稼働率
土地の性能・反あたり収量をもとに、目標となる収量に対する比率
③良品率
耕作物の品質、収穫時の歩留まりに加えて、工場で製品になる際の歩留まり
あるべき目標に対して、実際にできている内容を比較し、改善余地を数値化する。
目標の数値と実際の数値の間を埋めた後に生産されるものの原価はゼロになる。
これが効率を考えるときの基本となる。
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